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Git version 1.9.0をGit version 2.2.1に。ソースからインストールした場合のアップデートは「上書き」をする

github

GitHubからGitに関する脆弱性を指摘されたことは、記憶に新しいところです。それに伴い、自分が使っているサーバー(さくらのクラウド CentOS6.5)でアップデートをしてみました。

しかし、自分はこのとき何を思ったか、脆弱性を指摘されているバージョンで、わざわざアップデートしてしまいました(1.7.0 → 1.9.0)。

yumが使えないソースコードからのインストール

当然、GituHubが推奨するバージョンにアップデートしなければなりません。Linuxでソフトウェアをパッケージでインストールした場合、yumを使ってアンインストールします。

$ sudo yum remove git

しかし、ソースコードからインストールした場合、yumは使えません(使っても「そんなものはない!」と叱られます)。

単に上書きをすればいいだけ

ではどうすれば良いか?

解決方法はけっこう単純で、新しいバージョンのソースコードを上書きすればいいだけです。アンインストールという作業は不要です。

以下は、git 1.9.0から、GitHubが推奨する2.2.1にアップデートしたときのコマンドです

$ git --version
git version 1.9.0

sudo wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.2.1.tar.gz

sudo tar zxvf git-2.2.1.tar.gz
cd git-2.2.1

sudo make clean
sudo make configure
sudo ./configure --prefix=/usr/local

sudo make all
sudo make install

$ git --version
git version 2.2.1

さらっと書いていますが、アップデートする環境によっては、心が折れるほどエラーが出るかもしれません。

ダメ出しされまくって嫌になってきたら、こちらの記事(新しいタブで開く)を参考にしてみてください。自分なりの対処方法を考えてみました。

〔参考サイト〕